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NEXT...φ(. . )onと、左親指の傷痕 [ART]



’23-規矩-38 (箱薗)CIMG7644.JPG

小さい頃から独りでちまちまと手を動かして遊ぶのが好きだったから、小刀だって自由に使っていた。何を作っていたのだか忘れてしまったが、抑えていた左手親指の爪の下を小刀が滑った。傷口の様子を見たら白いのが見えたようで恐ろしかった。直ぐにどくどく血が溢れて慌てた。とっさに腕にはめていた輪ゴムをぐるぐる巻いた。なぜか輪ゴムが好きで、腕にはめてたんだ。結構長い時間輪ゴムを閉めたり緩めたりで、指が紫色になったりしてようやく血が止まった。凄く痛かった。けれど、その事を言うと親に心配をかけてしまうと思ったので、自分で赤チン付けてきれいに包帯を巻いて、なにくわぬ平気な顔をして過ごした。包帯を巻いた指を聞かれても、ちょっと怪我しただけだと、とぼけてた。どれだけ傷口が治るに時間が経ったのか忘れてしまったけれど、水仕事をする主婦では無い子どもだったから何とか普通に過ごせたのでしょう。小学4年か5年生の頃の出来事。左親指の傷跡は創作人の☆大切な勲章です。もし大人たちに危ないからと、道具を取り上げられたりでもしたら、どれほど悲しかったか......

その事を突然思い出したのは、昨日の帰りの電車の中で、Nさんが、忙しい最中にサツマイモを切っている時に包丁が滑って左指の爪の横をザックリと負傷して病院で2針縫った傷口をみせてもらったからでした。それでも子育て中の主婦は、家事雑事をこなしているのですから立派ですw。



おまけ:CIMG7651.JPG本日の収獲


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